ウーンデッドヒーラー
Wonded Healer
傷ついた癒し人
この言葉、皆さんはご存知でしょうか?
wound(名詞)
怪我・負傷
wounded(形容詞)
怪我をした・負傷した
※怪我人・負傷者
という意味も
healer(名詞)
治療者・セラピスト・
これは、スイスの心理学者
ユングが提唱した概念で、
過去(もしくは現在)、
心に傷を持つ人、トラウマ克服、
精神疾患などの経験者(当事者)が、
支援側(セラピストなど)に回り
能力を発揮するという時に
使われる言葉です。
2人目の主治医が、
アロマセラピストを目指した私に
贈ってくださった言葉です。
この言葉を意識したのは、
私が、失声から声を出せるように
なった時の主治医の言葉でした。
「どうして治ったの?」
いやいや・・・
私も分からないんですけど💦
でもその時、氣づいたんです。
ドクターであっても、
経験していないから
わからないんだって。
当たり前なんですけど💦
それまで私は、医師は万能で、
「治してくれる存在」だって
信じて疑わなかった。
でも違ったんです。
当然なんですけど💦
その時、主治医が私に
「ウーンデッドヒーラー」に
なれるって言ってくださった意味が
おぼろげながら分かったような
氣がしました。
でも当時の私は、
ヒーラーとか癒し人という言葉に、
なぜかものすごく
抵抗がありまして・・・
「癒す」という言葉に
ブロックがあったように思います。
素直じゃなかったです💦
癒して欲しいのに、
自分を癒すのは自分だから
(いや、これ本当なんですけど)
癒されるのは弱いって・・・
強がった、捻くれた
感情がありました。
いやいや・・・
自分の外にだけ
癒しを求め続けるのが問題
なのであって、最終的に
自分を癒すのは自分だと
しっかり自覚できた上で、
外に癒しを求めるのは、
それは健全で、当然のことだと
やっとやっと腑に落ちたように
思うのです。
ここ最近、色んな不思議な体験を
するにつれ、私の意識も変わって行き、
タグなどにこの言葉を使う許可を
自分に出せるようになりました。
過去の色んなことを、
良き体験として昇華でき、
感謝とともに自分の糧になったと
心から思えた私は、
堂々と「ウーンデッドヒーラー」
と名乗ろうと思います。
これからも、奢ることなく
でも自分の体験と感覚を信頼し、
もし今いる場所から次に向かいたい人、
サポートが必要だと思う人がいるなら
お力になれたらと思っています。
元ある場所
元ある自分
そこへ還るお手伝いです。